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| 10−14 家の内側は魔法瓶のように (2003年11月6日)
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『オーディン』さんの作る家は、高気密・高断熱の家です。気密性が高いということは、密閉された状態にあると言うことです。下の図のように、気密シートという銀色の膜で、断熱材を内側からくるむことによって、家の中の気密性を高めます。森さんは、これを称して"魔法ビンの家"と、よく言います。
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<天井の気密シート>
天井部分に気密シートが張られました。銀色に見える部分です。この気密シートで天井も壁も断熱材を入れた部分は全て覆われていきます。照明やコンセント等が付く所は、気密シートに穴をあけます。穴を開けたままにして24時間換気を行うと、空気がスースー通り抜け、気密シートを張った意味がなくなってしまいます。そこで、穴を開けた部分には、気密ボックスというものを付け、気密性を保持できるようにして、コンセントや照明取り付け器具を設置していきます。コンセント、電気のスイッチ、照明取り付け金具の付く所、気密シートに穴を開ける部分全てに、気密ボックスが取り付けられます。こうやって、様々な配慮をしながら家の内側は気密シートで覆われ、高気密と呼ぶに相応しい性能を発揮できるようにしていきます。 |
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<大工の坂本さんが気密シートを貼る>
もちろん気密シートを張るのは手作業です。隙間なく、完璧に気密シートをはらなくては意味がないので大変な作業です。しかし、こうすることによって、気密性が保たれるとともに、グラスウールが結露する心配もなくなります。 |
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| 10−15 石膏ボードが張られ、蓄熱層も完成 (2003年11月9日)
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壁面と天井は、気密シートを貼る作業と並行して石膏ボードが張られていきます。大工さんの工事も、いよいよ大詰めを向かえてきました。石膏ボードが張り終われば、あとは、内装用のクロスを張って、内壁は完成します。相変わらず、我が家の建築スケジュールは少し遅れ気味です。遅れを挽回するために、りゅうちゃんは休日返上でがんばってくれています。二十代半ばの遊びたい盛りなのに、偉いと思います。同じ年の頃の自分を思い出し、比べてみると、その真面目さに頭がさがります。
「りゅうちゃん、あんまり無理しないでね」と、声をかけると、 「無理なんかしてないですよ」と、さわやかな笑顔がかえってきます。熟練の坂本さんとともに、もはや、りゅうちゃんは我が家の家づくりに欠かせない存在になっています。そして、そんなりゅうちゃんを、長男も長女も、ものすごく慕っています。そう言えば、経理の大江さんが先日、こんなことを言っていました。
「龍太郎君は、今回の仕事ですいぶんと成長したようです」と。何だかとても嬉しい気がします。我が家は、決して大きな家ではありません。しかし、吹き抜けが多く、構造的にはずいぶんと難しい部分があるそうです。その我が家を、一生懸命、黙々と作ることによって、りゅうちゃんは成長したと聞くと、嬉しくなるのです。と言うのも、ウチの家づくりは、森さんにいろいろとご配慮頂きながら進行しているので、りゅうちゃんが成長したと聞くと、森さんに、ちょっぴりお返しができたような気がするからです。
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<石膏ボードを張るりゅうちゃん>
吹き抜け天井は、断熱材を詰めていく作業も、気密シートや石膏ボードを張る作業も、とても骨のおれる仕事です。そんなワケか、天井や高い部分は先に気密シートや石膏ボードを張り、低い部分へと作業を移動していくようです。 |
一方、一階の床にも新たな進展がありました。床暖房用の配管にモルタルが流し込まれて、蓄熱層ができました。
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<床の配管はモルタルの中へ・・・>
防湿シート、断熱ボード、気密シートが敷かれ、配管が済んだ状態で作業が一時停止していた床暖房工事。そこに蓄熱層となるモルタルが流し込まれ、床暖房が完成しました。あとは床材を待つばかりです。冷え性で寒がりの妻は、この床暖房を本当に心待ちにしています。「もう、今年の暮れから家の中で寒い思いをしなくていいんだね」と、床暖房工事の終了を、しみじみと眺めていました。ランニングコストの安い蓄熱式の床暖房で、からだの芯からジンワリと温まる生活をおくることが出来る。これは、それほど寒がりでない私にとっても、かなり魅力的なものであり、住環境の向上には欠かせないアイテムだと言えます。 |
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| 10−16 我が家は三匹のこぶたの“レンガのおうち”
(2003年11月11日)
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