バンチャンパパの輸入住宅建築日記
北欧輸入住宅建築日記
 
輸入住宅建築日記
 

11.木工事(3)

 11−8 外壁工事はモルタルを乾燥させるためにお休み(2003年12月11日

外壁の下地となるモルタルは、乾きが速いものを使っているとは言え、乾燥させる時間を設ける必要があります。12月8日の月曜日に下地のモルタルを塗り終わり、外壁工事は少しお休みです。しかし、家の中は、細部の仕上げの真っ最中です。
<食器棚を作る坂本さん>

坂本さんが、キッチンの食器棚を作っています。この棚、妻が遠原さんに、あれこれ使い勝手を伝え、考えてもらったものです。炊飯器を置く部分は、引き出せる棚を作ってもらい、蒸気が中にこもらないようになっています。こういう細かい配慮も、女性コーディネーター遠原さんならではのものです。
<子ども部屋は段ボールでいっぱい>

この白い段ボールは、デンマークから届いた子ども部屋の家具です。パイン材を使ったすっきりとしたデザインのベッドが二つと、洋服を収納するための大きめのキャビネットが二つ。荷物で子ども部屋はいっぱいになっています。
 


 11−9 おやおや、またモルタルを塗っているぞ?(2003年12月13日)

本日現場に行くと、また、外壁にモルタルを塗っています。「一体どうしたのだろう?」ちょうど森さんが来ていたので聞いてみました。
「ファイバーメッシュの網目が出ない塗装の色が良くなかったので、下地をもう一層塗ることにしました」と森さんは答えました。
「ええーっ!・・・と、言うことは・・・」、遅れている工期がまた遅れてしまうということではないのでしょうか。思わず私は聞き返しました。
「大変な事になってしまったということですか」と言うと、森さんはちょっとだけムッとして、
「大変な事ではありません」と、やや語気を強めて言いました。フム、森さんは確実にこう考えている。「この仕上げ下地用のモルタルを塗ると言うことは、それだけクラックが起きにくい外壁になるのに、何が大変な事なんだ。いい外壁になるのに、あなたは何を言っているんだ」と。確かに、これからずっと長い時間、生活をする家です。目先の工期だけを考えていてはいけないのも事実です。しかし、工期が延びると言うことは、借家の家賃もそれだけ払わなくてはならないし・・・、経済的な事情がついてくる。でも、いい外壁になることも捨てがたい。そんな事を迷っている暇もなく、既に仕上げ下地のモルタル塗りは始まっている。
「森さん、よほど外壁の塗装剤の色が気にくわなかったんだな。色見本を見せずに工程を変更したんだから・・・」と思いながら、我が家を見上げました。その横で、社長は満足げな顔をして、やはり我が家を見上げています。
<これが仕上げ下地のモルタル>

 袋を見ると、確かに“仕上げ塗材用下地調整塗材”と書かれています。この仕上げ下地モルタルを薄く塗っていくのです。
<見た目も先日のモルタルと全く違う>

下地のモルタルが、いわゆるセメント色をしていたのに比べ、仕上げのモルタルは白っぽい色をしていて見た目も全く違います。そして、骨材も違うようです。よりクラックが起こりにくくなる、柔軟な素材が“つなぎ材”としてたくさん混じっているのでしょう。見た目は樹脂のような感じです。
<塗ってます、塗ってます>

左官屋さんが、仕上げ下地を塗っています。うすーく、キレイに、お化粧をしていくようにモルタルを塗っています
 

 
 11−10 コーキング作業 (2003年12月14日)

本日現場に行くと、営業部の井下田さんが作業着を着て、さわやかに微笑んでいました。井下田さんは毎週土日、必ず現場に来ています。家作りに自信と誇りを持つ『オーディンホーム』さんでは、建築中の家の前を通りかかる人の中に興味を持つ方がいると、すぐ説明ができるよう、世間がお休みの日には、営業の方が現場に詰めています。しかし、スーツを着ていると、何となく声をかけづらいのではないかと、井下田さんは考えました。そして本日は、現場の職人さんのような出で立ちで、作業服姿を着て現場にいることに決めたのだそうです。作業着をよく見ると、ペンキの飛んだあとがあちこちにあります。どうしたのかと聞くと、以前、施主の方が自分で壁に色を塗ろうと思ったけど、いざ塗り始めると大変なことが分かり、急遽『オーディンホーム』さんにSOS。そして、社員の皆さんで左官屋さんをしたことがあったそうです。もちろん井下田さんも一員としてペンキ塗り。その勲章が、作業着のあちこちに残っているのだそうです。井下田さんは、ペンキ塗りの他にもまだまだいろいろな裏技を持っているそうです。
<我が家の前でほほえむ井下田さん>

井下田さんの性格は、この笑顔が物語っています。とても真面目で心やさしい方です。私や妻のつまらない質問にも、熱心に答えてくれます。そして、時たま井下田さんも分からないような質問をすると、ちゃんと覚えていてくれて、次の週には必ず質問の答えを用意してきてくれるのです。また、子供たちが木材や大工道具の置いてある現場を走りまわっている時には、子供たちに危険がないように優しく見守っていてくれます。先日などは、玄関前のくぼみ部分に溜まった水を、私と一緒に二時間ほどかけてバケツで汲み出すのを手伝ってくれました。おそらく、次の日は相当腰が痛かったのではないかと思います。ありがとうございました。
<バケツを前に照れ笑いのコーキング屋さん>

さて、現場の進行状況ですが、本日は、コーキング屋さんが入っています。窓のまわりに樹脂を詰め込む作業を行っているのです。バケツの中でコーキングに使う樹脂を練っています。写真を撮りますというと、照れくさそうに笑っていました。
<大変な格好でコーキング材は塗られていく>

窓枠の周囲を、すき間なくコーキングするためには、こんな無理な姿勢をとりながら作業をしなくてはならない事もあるようです。職人さんは、からだが柔軟であることが必要です。
<コーキング作業終了>

これが、コーキングの終わった窓まわりです。コーキング材は、外壁の塗装剤で塗られます。塗装剤を塗ることによって、コーキングの劣化するスピードも遅くなるそうです。
<すべすべの仕上げ下地>

さすがに仕上げ下地というだけあり、モルタルの表面はすべすべしています。ファイバーメッシュの網目も見えません。

 11−11 土橋さんと、りゅうちゃん (2003年12月15日)

外壁は、仕上げ塗装を待つのみになりました。木工(大工)仕事も最終コーナーを回りました。本日は、りゅうちゃんと、りゅうちゃんの師匠の土橋さんが作業をしています。りゅうちゃんが休みをとることができるのは、いつになるのだろうか。

<師匠の土橋さん>

この方が、りゅうちゃんの師匠の土橋さんです。木製ペアガラス窓の、室内の枠を取り付けています。きれいに面取りされた、手触りの良い木材を使い、窓外枠を作ります。

<弟子のりゅうちゃん>

弟子のりゅうちゃんは、換気扇取り付けの最終段階を迎えています。私がつまらない冗談を言ったら気が抜けて、大工道具を落としそうになってしまいました。失礼。
<トネリコという名前の板がつく>

この板、アッシュとも呼ばれる木材で、キャビネットアッシュの名前で販売され、家具、コンテナ、樽桶などに使われるものだそうですが、『オーディン』さんの倉庫に残っていたものを遠原さんが思い出し、和室の仏壇を置く収納棚下の床面に貼ることになりました。
とても雰囲気のある手触りの良い木材です。


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