塗装が終わり、これで長かった我が家の建築大作戦も大物は全て終了。森さん、井下田さんといっしょに、とりあえず冷たいビールで乾杯。暑い一日だったので、ビールが旨い。良く働いたので、ツマミが旨い。ビールを飲んでいると、井下田さんが何やら取り出しました。
何と、我が家の完成のお祝いにと、長男と長女にプレゼントです。何を頂いたのかと、早速、長女は包みを開ける。箱の蓋を開けると、そこには二つのかわいい湯飲みとお箸が入っていました。湯飲みには、男の子と女の子の顔が描いてあります。
男の子の顔の描かれた湯飲みには長男の名前、女の子の顔の描かれている湯飲みには長女の名前。井下田さんらしい、実に心のこもったプレゼントです。自分の名前が書いてあるマイ湯飲みに、長男も長女も大喜びです。さっそく麦茶を入れて飲んでいます。ありがとうございました。
少々アルコールがまわり、気分が良くなってきた頃、我が家の何もないリビングとデンマークの椅子の話しに・・・。最近購入した北欧インテリア雑誌をツマミに、話しは盛り上がります。以前からデンマークのかわいい椅子が欲しいと言っていた妻も話しにも熱がこもってきます。そんな時、森さんが雑誌を見て言いました。
「ご主人の椅子はこれがいい。この"easy chair"だ」と。森さんから雑誌を受け取り、その"easy chair"という椅子を見ました。デンマークのフィン・ユールという人がデザインした、とっても品のある座り心地の良さそうな椅子の写真が載っていました。
「この"easy chair"、ちょっとキズものがあるので、安くするよ」と森さん。しかし、値段を見てビックリ。いくら安くなるからと言っても、とても今の我が家に手の届く椅子ではありません。と思っていると、井下田さんが一言、
「父親専用のいい椅子が一脚あるというのは大切なことです」と。父親だけが座る椅子か・・・。少し酔いが回った頭の中に、この一言はとてもいい響きがありました。
「うわーっ、ステキな椅子。お願いしちゃえば」妻は、写真のデザインを見て言いました。私も、だんだん我が家に一脚くらい高価な椅子があってもいいかという気持ちになってきました。そんな気持ちを察して
「じゃあ、すぐに持ってきますよ」なんて言うものだから、完全にその気になってしまい、何とも無謀にも"easy
chair"をお願いすることにしてしまいました。まっ、いいか・・・。さらに、妻がリビングの壁際に置くかわいい椅子を探していると、井下田さんに話しはじめました。すかざす井下田さんは、
「それならタンチェアがいいです。近いうちにタンチェアをお持ちのお宅から借りてきますから、一度置いて感じを見てみましょう」などという展開になりました。タンチェアとは、デンマークのアルネ・ヤコブセンという人が学校で使う椅子としてデザインした、とってもかわいらしい椅子です。タンの意味は牛タンのタン、つまり舌です。背もたれが舌の形をしていることから、この名前が付きました。
そんなこんなで椅子談義に花が咲き、とっても楽しいお話しができました。森さん、井下田さん、ウッドデッキ塗り、本当にお疲れさまでした。そして、北欧の家具についていろいろお話しできて楽しかったです。
でも、やっぱり"easy
chair"は我が家には高価過ぎはしないか・・・?