バンチャンパパの輸入住宅建築日記
北欧輸入住宅建築日記
 
輸入住宅建築日記
 

17.引越しその後3

17−1 これで安心、火災保険に入る(2004年月24日

家が完成して4ヶ月近くもたって火災保険に入ったとは、何とのんびりしている人だとお思いでしょうね。しかし、この4ヶ月、けっこうあっと言う間でした。玄関ポーチが出来て、フェンスが出来て、ウッドデッキ工事と、気がつくともう四月も終わりという感じです。この間、もちろん保険に入らねばという気持ちはもちろんあったのですが、 何となく先送り。昔は銀行でローンを組むと、その銀行の関係で保険に入るケースが多かったようですが、最近はそうでもない。そんな事も手伝って、この時期にまで来てしまいました。でも本日めでたく契約、おかげで、安心して眠ることができます。最近の保険は、耐火・耐震構造の基準を満たしているかどうかで保険料が割り引きになります。 保険会社の方が『オーディン』さんといろいろ連絡をとり、細かく調べてくれたおかげで保険料が結構割引になりました。助かりました。森さんには、いろいろ保険会社から電話が入り、ご迷惑をおかけ致しました。

何もないに越したことはないのですが、やはり、お守りかわりに保険に入っておくことは大切な事ですね。

 17−2 これからの我が家を考える (2004年5月5日)

フーム、とリビングを見る。ボロテレビ台の上に29インチブラウン管テレビ。最近では、プラズマテレビという薄型のモニタが流行っている。我が家のリビングにあるのはこれだけです。その理由は、契約時にオーバーしていた建築費に加え、打合せを重ねるたびに予算はふくらみ、ともかく必要な家具しか購入することができなくなったためです。 でも、これで良かったと思っています。森さんや遠原さんと打合せをしているうちに、感じました。「まず、ちゃんと家を作ろう」と。後で「こうしておけば良かったと後悔しないようにしよう」と。この考えは、間違っていなかったと思っています。これから10年くらいかけて、じっくりと家の中味を創り上げていくことを楽しもうと思います。我が家のライフスタイルに合った、我が家なりの逸品をいろいろ探していこうと思っています。          

おそらく、『オーディンホーム』さんで家を建てなければ、北欧家具のシンプルで洗練されたインテリアの良さを、知らないまま人生を送ったのではないかと思います。しかし、北欧デザインの良さを知った今では、その良さをもっと知りたくなってきました。味わってみたくなってきました。だから、家が完成すると同時に、一挙に家具をそろえられなかった事に、逆に感謝しています。 そして、本屋さんに行くと、ついつい、北欧インテリアの雑誌を購入し、夜な夜なPHランプの下で、壮大なプランだけが頭の中に大きく膨らんでいきます。このプラン、いつになったら全てが実現するのか分かりません。もしかすると永遠に実現しないかも知れませんが、ともかく私の大きな趣味になっていくことだけは間違いないと思います。
         

 17−3 "北欧スタイル"ブーム到来の予感 (2004年5月15日)

ここ1〜2年の間に、本格的な北欧ブームが来るのではないかと感じます。ブームといっても、だれもかれも乗り遅れてはいけないとやみくもに巻き込まれてしまうブームとは違い、もっとゆっくりとした、しかし、しっかりとしたブームが。 その兆しは、もう5〜6年ほど前から見えはじめています。なぜなのでしょう。一つには、大量生産、大量消費、そして、大量廃棄という、これまで美徳とされていた消費活動に大きな矛盾を感じはじめている日本人が増えているからではないでしょうか。 最近、"ゼロ・エミッション"とか"サスティナブル"という言葉をよく目にします。それぞれ、廃棄物ゼロ、持続的という意味です。できるだけ自然に負荷をかけないライフスタイルを考えなくてはいけない時代にあるのです。

北欧の家具をはじめとするインテリアは、シンプルながらも、自然の持ち味を充分に活かし、しかもデザイン性に優れたものがたくさんあります。そして、何十年も前にデザインされたものが姿をかえず、現在でもインテリアの定番として、世界中の人々に愛されています。 何十年も生き残った理由は、洗練されたシンプルなデザインであるがゆえに、いつまでも飽きることなく、逆に、ますます使い込んで行きたくなるモノだからではないでしょうか。そしてこのインテリアは、日本の居住空間と驚くほどしっくりとなじみます。こんなことが、じわじわとブームの波を育てる最大の理由ではないかと思います。つまり、ただ単に有名なブランドだからということだけでなく、ものごとの本質を理解し、いいものを長く使おうという本物指向をめざす人がふえてきているということだと思います。それを裏付けるかのように、スカンジナビアのインテリアを紹介する雑誌が、今、増えてきています。

こんな事を言うのも、先日、『オーディンホーム』さんにお願いしてあった子どもたちの学習机が届き、組みたててみて、やっぱり北欧の家具っていいよねと感じたからです。デザインはいたってシンプル。しかし、いろいろな面で、使う人の個性を反映できるようになっているのです。たとえば、引き出しのキャビネットですが、引き出しの深さを選択したり、取っ手を選択したりと、自分の好みにアレンジできるようになっています。

これで、子ども部屋は、ベッドも、洋服を入れるキャビネットも、机もデンマーク製のものが揃い、とってもいい感じになりました。子供たちは幸せです。だって、小さなころからこんな家具にかこまれて生活できるのだから。うらやましいです。
<デンマークの家具に囲まれた子ども部屋>

子ども部屋は、こんな雰囲気におさまりつつあります。あとは電気スタンドを見つけないといけませんね。
<デンマークの机とキャビネット>

長男と長女の机とキャビネットは昨日届きました。朝、現在進行中の現場に行く途中、りゅうちゃんが組み立てられるかどうか見に来てくれました。 私は「大丈夫」と言った手前、図面を見ながら格闘しました。特に、キャビネットは部品が多いので、ちょっと時間がかかりましたが、昔から、この手の事は好きなほうなので、楽しみながら組み立てました。 椅子は、座面と足置きの高さを調整できるもので、これは日本製です。
<マックス・ビルの掛け時計>

もう一つ、ダイニングに新顔。マックス・ビルの時計です。これはドイツ製ですが、子どもにも読みやすい文字盤と、やはりシンプルなデザインが決め手となり、ネットショップで購入しました。ネ ットショップの方が二割ほど安かったのが決め手でした。

17−4 久しぶりに森さんと遠原さんがいらっしゃった(2004年月5日

『オーディンホーム』さんは、現在、我が家からそれほど遠くない所で現場が進行中です。本日はそのお宅の設備関係の打合せがあり、その帰り道、森さんと遠原さんが、我が家に寄ってくれました。そのワケは、我が家のシンボル・ツリーを植えようと考えている場所に、お隣との境界となる塀の基礎コンクリートが微妙にはみ出ていてちょっと具合が悪いため、そのコンクリートを取り除くための工具を持ってきてくれたのでした。そしてもう一つ、もう暖かくなったので今は仕様していませんが床暖房のリモコンの具合が悪いので、それを調べに来てくれたのでした。森さんは工具を車から降ろすと、私に操作説明をして、早速、リモコンの具合を調べています。配線をいじっていると、リモコンの調子は良くなりました。ちょっとした接触不良だったようで、配線の接続部分をきちんと止め直してくれました。調子の良くなったリモコンを見て妻が
「直ったんだ!」と喜ぶと、森さんは
「魔法の手です」と答えました。無口な森さんからこういう本気とも冗談ともつかぬ言葉が出ると、何だか妙におかしいのでした。その後、まだ塗装の終わっていないウッドデッキの話しになると、森さんは
「じゃあ、私が塗りましょう」と言い出しました。
「ええっ、じゃあボクもやりますよ」と私が言うと、
「と言うことは、私も手伝うということですね」と遠原さんが言い、結局、みんなで塗ろうと話が盛り上がり、天気が良ければ今度の週末にという事にまとまりました。

 17−5 やっとシンボル・ツリーが植わる (2004年6月6日)

我が家のシンボル・ツリーは、「姫シャラ」という木に決まりました。初夏に小さな椿のような花が咲き、秋には葉が紅葉し、冬には葉が落ち、春には若葉、と四季の変化が楽しめる木だそうです。どうやら、最近はやりの木のようです。木を植えるのは、プロにお願いして植えてもらおうと思っていましたが、経済的な事情と、それほど広くもないスペースを、わざわざプロにお願いするのも申し訳ないという理由から、もともと庭いじりが好きな妻を先頭に、にわか職人二人がやることになりました。           

木を植えるのは時期があります。梅雨の時期をはずすと、秋の涼しくなる頃を待たなければいけないそうです。植木を扱うお店でそんな話しやら土の整備方法やら、肥料の事などをコマゴマ聞き、本日、めでたく植えることができました。

「姫シャラ」を植える場所を、まず、昨日森さんが持ってきてくれた掘削機とグラインダーで除去。そして、根っこの大きさよりもひとまわり大きく穴を掘り、腐葉土を入れ、木を植え、土をかぶせます。さらに、妻は赤玉と黒土を入れ、土を整えます。私は、大工センターで買ってきた丸太を切り、シュロ縄で結び、木の支えを作り、地面に打ち付け、まだまだ"か細い"幹と支えを結びます。そして完成。

 こうやって真面目に土いじりをしたのは30数年ぶりです。小さな頃は、週末になると庭の手入れをしていた祖父を手伝い、庭木の枝を切ったり、石を動かしたり、いろいろとやっていた事(当時はお手伝いのつもりでも、今から考えると、高い木に登ってただ邪魔していただけかも)を思い出しました。なかなか楽しいものです。毎週末、庭を手入れしたくなる祖父の気持ちが初めてよく分かりました。植物という家族が増えた気分です。
<来年は花が咲くといいな>

まだまだひ弱な木ですが、そのうち立派になることでしょう。
<3ヶ月でこんなに汚れた>

これは、24時間換気システムの外気の取り込み口に付けられていた花粉除去フィルターです。花粉のシーズンも終わったので取り替えてみたら、装着時には真っ白だったフィルターがご覧のように土ぼこりをはじめとする空気中の汚れが付着していました。 このフィルターのおかげで、家の中に入り込む過ぎ花粉はずいぶん抑えられ、花粉症の妻は、家の中と外と花粉の量の違いを感じたそうです。

 17−6 ウッドデッキ塗装完了 (2004年6月19日)

先日、森さんと遠原さんがいらした時の約束通り、朝、9時半、森さんと遠原さんが・・・、アレ、遠原さんではなく、井下田さんが我が家のウッドデッキを塗りにやってきました。遠原さんは、軽井沢の別荘の現場監督をするために、朝早くから現場に向かったのだそうです。梅雨の中休みでお天気はバッチリ、この暑い中、女性の遠原さんにウッドデッキの塗装をお願いするのは酷というもの。じゃあ、3人で頑張りましょう。井下田さんは、塗装作業スタイル。ところが森社長は、ワイシャツにスラックス姿。
「森さん、大丈夫ですか、服汚れませんか?」と私が聞くと、
「プロは汚しません」との返事。本当かなぁ・・・。ともかく、塗装の準備開始。外壁に塗料が付かないように森さんが養生をしていると、拓磨君がやってきました。我が家の近くで建築が進む現場へ向かう途中、塗装用のハケをはじめいろいろと道具を届けてくれたのでした。ついでにお父さんを手伝って養生作業。フム、流石に現場監督、養生の腕前はお父さんより上です。そして、完璧な養生を済ませ、拓磨君は本来の現場へと向かいました。
 
いよいよ塗装のはじまりです。
「この塗料は、ペンキとは違います。薄く、木に刷り込むように塗ってください」と森さんが言いました。その言葉を聞き、ハケにとってウッドデッキに塗ってみました。スーッと良くのびる塗料です。
「なるほど、確かにペンキとは違いますね」と私。
「そうなんです。これは、ドイツのオスモという会社の製品ですが、天然の油分が入っているので、その油が木に染みこむように塗るんです。木目が見えるように薄く塗る。塗りすぎないようにして下さい」と言いながら、森さんはキレイに薄く塗料を塗っていきます。この塗料、よく日曜大工センターで売っている塗装済みの茶色いウッドデッキ用木材の色とは違い、木の質感を活かした落ち着いた仕上がりになるのです。しかも、全てが天然成分で作られている塗料なので、ヘンな刺激臭もありません。手に付いた塗料も、油分が多いせいか、乾かなければティッシュでふき取るとキレイに落ちます。 なんて感心していると、森さんも井下田さんも、黙々と塗り進みます。気温はぐんぐん上がり、汗がしたたり落ちます。あまりの暑さに「ちょっと休憩しちゃおうかな・・・」などと思ったりしますが、森さん、井下田さんを見ていると、そんなワケにもいかず、思い直してハケを動かします。

こうして、夕方4時過ぎ、ウッドデッキと2つのテラスデッキの塗装は終了しました。森さん、井下田さん、お疲れさまでございました。ちなみに「プロは服を汚さない」と言った森さんのワイシャツには、かなり塗料がついていました。

<最後まで手を抜かない井下田さん>

私が、塗装終了モードに入ってしまおうとしていた時、森さんと井下田さんは一生懸命塗り残しを見つけだし、せっせと最後の仕上げを行っていました。あっ、でも森さんもかなり終了モードに入っています。
<建築大作戦、ひとまず終了>

地鎮祭からほぼ一年がたちました。ウッドデッキの塗装が終わりました。これで我が家もやっと完成です。

塗装が終わり、これで長かった我が家の建築大作戦も大物は全て終了。森さん、井下田さんといっしょに、とりあえず冷たいビールで乾杯。暑い一日だったので、ビールが旨い。良く働いたので、ツマミが旨い。ビールを飲んでいると、井下田さんが何やら取り出しました。 何と、我が家の完成のお祝いにと、長男と長女にプレゼントです。何を頂いたのかと、早速、長女は包みを開ける。箱の蓋を開けると、そこには二つのかわいい湯飲みとお箸が入っていました。湯飲みには、男の子と女の子の顔が描いてあります。 男の子の顔の描かれた湯飲みには長男の名前、女の子の顔の描かれている湯飲みには長女の名前。井下田さんらしい、実に心のこもったプレゼントです。自分の名前が書いてあるマイ湯飲みに、長男も長女も大喜びです。さっそく麦茶を入れて飲んでいます。ありがとうございました。

少々アルコールがまわり、気分が良くなってきた頃、我が家の何もないリビングとデンマークの椅子の話しに・・・。最近購入した北欧インテリア雑誌をツマミに、話しは盛り上がります。以前からデンマークのかわいい椅子が欲しいと言っていた妻も話しにも熱がこもってきます。そんな時、森さんが雑誌を見て言いました。

「ご主人の椅子はこれがいい。この"easy chair"だ」と。森さんから雑誌を受け取り、その"easy chair"という椅子を見ました。デンマークのフィン・ユールという人がデザインした、とっても品のある座り心地の良さそうな椅子の写真が載っていました。

「この"easy chair"、ちょっとキズものがあるので、安くするよ」と森さん。しかし、値段を見てビックリ。いくら安くなるからと言っても、とても今の我が家に手の届く椅子ではありません。と思っていると、井下田さんが一言、

「父親専用のいい椅子が一脚あるというのは大切なことです」と。父親だけが座る椅子か・・・。少し酔いが回った頭の中に、この一言はとてもいい響きがありました。

「うわーっ、ステキな椅子。お願いしちゃえば」妻は、写真のデザインを見て言いました。私も、だんだん我が家に一脚くらい高価な椅子があってもいいかという気持ちになってきました。そんな気持ちを察して

「じゃあ、すぐに持ってきますよ」なんて言うものだから、完全にその気になってしまい、何とも無謀にも"easy chair"をお願いすることにしてしまいました。まっ、いいか・・・。さらに、妻がリビングの壁際に置くかわいい椅子を探していると、井下田さんに話しはじめました。すかざす井下田さんは、

「それならタンチェアがいいです。近いうちにタンチェアをお持ちのお宅から借りてきますから、一度置いて感じを見てみましょう」などという展開になりました。タンチェアとは、デンマークのアルネ・ヤコブセンという人が学校で使う椅子としてデザインした、とってもかわいらしい椅子です。タンの意味は牛タンのタン、つまり舌です。背もたれが舌の形をしていることから、この名前が付きました。

 

そんなこんなで椅子談義に花が咲き、とっても楽しいお話しができました。森さん、井下田さん、ウッドデッキ塗り、本当にお疲れさまでした。そして、北欧の家具についていろいろお話しできて楽しかったです。

 

でも、やっぱり"easy chair"は我が家には高価過ぎはしないか・・・?


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