バンチャンパパの輸入住宅建築日記
北欧輸入住宅建築日記
 
輸入住宅建築日記
 
2.住宅メーカーを決めるまで

2-1 家づくりをどこにお願いしようか? (2003年正月)

鏡餅

土地が決まれば次は家。正月休みを返上し、まずは定番の住宅展示場見学。近くにある住宅展示場を3ヶ所ほど見に出かけました。ところが、住宅展示場にあるモデルハウスは、よほどお金があって、しかも土地がある人でなければ、ほとんど現実的ではない"大きな家"ばかり。ウチが購入した猫の額ほどの土地に建てる小さな家と、あまりもギャップが大きく、もうひとつピンと来るものがありませんでした。しかも、分厚い立派なカタログや、正月ということもあり年賀の品が沢山入った袋を頂き、帰りの車の中はそんな品々で一杯になりました。 「ちょっと待てよ、ウチが欲しいのは立派なカタログでもなく、お年賀の品々でもない。小さくても、住み心地の良い家が欲しいわけで、そんな家をつくってくれる住宅メーカーを探さないとマズイ!」と考えを改め、本当に私たち家族の住みたい家の事を一生懸命考えてくれる住宅メーカー探しへ方向転換。正月が明けて、まずは3つの会社に声をかけ、プランづくりが動き出しました。

2-2 『オーディンホーム』との出会い (2003年1月末)

 「ねえねえ、いい家があるのよ」1月も終わろうとしていたある日、妻が目を輝かせながら言いました。その家は、娘の通う幼稚園のすぐそばにあるとのこと。今は専業主婦の妻も昔はデザイナー、その妻が言うのであれば一度見てみよう。数日後、娘を幼稚園に送ったあと、ふたりでその家へと向かいました。  白い壁と木枠の窓、そのバランスがみごとな、とてもセンスの良い一軒の家が目に入りました。主張し過ぎることなく、しかし、ちゃんと存在感を示す重みがある。これは、言葉じゃうまく表せないけど、女性との出会いにたとえると"一目惚れ"(少々表現が古いか)とでも言いますか、直感的に何かワクワクさせるものを感じさせる家があったのです。「なるほど、確かにいいね」と私。 「ねえ、どこで建てたのか聞いてみてよ」と妻。 しかし、平日の朝9時前に、見知らぬ男がインターフォンごしに、お宅の家のお話しを聞かせて下さいというのもちょっと気が引けた私は、妻にインターフォンを押してもらうことにしました。  お声をかけるとすぐに、その家の奥さんが顔を出しニコニコしながら私たちを玄関の中へと迎え入れてくれました。外観のセンスもよければ、家の中もとってもオシャレ。しかも、蓄熱式の床暖房と重厚な木製ペアサッシで冬の朝も寒さ知らずの省エネ住宅。そして、何より、化学物質に敏感な娘さんの身体にもやさしい健康住宅…。すごく自慢げにお話しなさる奥さんのお話ぶり。その表情を見ればこの家に満足していること間違いなし。Mさんとおっしゃるこのお宅に、早速、このお宅を建てた会社を伺い、連絡をとることにしました。これが、我が家と『オーディンホーム』という会社との出会いでした。    
     <この会社、デンマークの輸入住宅を建てる会社なのでありました>  

そして、最終的には、『オーディンホーム』さんにお願いすることになるのですが、その道のりは、少々凸凹しておりました。

 
2-3 『オーディンホーム』ってこんな会社でした (2003年2月)

節分

最後にお声をかけた『オーディンホーム』さんを含め、これで我が家がプランをお願いする会社は4つ。どこも大手メーカーを相手に、この不景気な時代を乗り越えるための立派なこだわりや技術を持っている方々でした。だから、最後には一つに決めなければいけないかと思うと、気分が重くなることもありました。では、どうして『オーディンホーム』さんにお願いすることに決めたのかと言うと・・・、

まず一つ目は、社長の森さんがはじめて我が家の未来図を持って、お話しに来てくれた時の事でした。お話しが終わって帰り支度をする森さんは、ポツリと一言「いい家つくりましょう」と、なんともカッコいいセリフを残してお帰りになりました。この一言、今でもずっと心に残っています。森社長は口数の少ない方なのですが、その分、口を開いた時の一言が、印象深い方なのです。  

二つ目は、『オーディンホーム』さんには、女性コーディネーターの遠原さんという強力な秘密兵器がいらっしゃることです。家を建てる場合、設計士さんに依頼するケースは良くあるのですが、設計料というのがネックになります。そして、設計士さんにお願いした場合、見た目はいいけど、実際に暮らしてみるといろいろ難点が・・・。などという話も聞きます。遠原さんが凄いのは、外装、内装、照明器具からトイレの収納に至るまで、全ての面に渡って、住む人の立場に立ち、親身になって、しかも絶妙なバランス感覚とセンスでコーディネートしてくれる点にあります。そしてこの遠原さんは、ちゃんと建築士の免許も持っているというところが、さらに、ただならぬコーディネーターなのであります。  

三つ目は、『オーディンホーム』の社員の方は皆さん、ご自分たちがなさっている仕事に"自信と誇り"をお持ちになっていることです。欠陥住宅だと何だのと雑誌やテレビで目にする機会が多いのですが、そんな心配をまるですること無く、おまかせ出来る方々です。そして何より、皆さん楽しそうにお仕事をしていることが気に入りました。私も畑は違いますが、やはりものづくりに関係した仕事をしているので、ものを作るときに一番大切なものが何かということを知っているつもりです。それは、楽しみながら作るということです。楽しみながら作ったものは、それを見た人や、使った人は必ず楽しくなります。  しかも、そこに"こだわり"というスパイスが詰まっていれば詰まっているほど、喜びは大きくなっていきます。ふつう、一生のうちで家を建てる機会が二回も三回もある人はそれほど多くないと思います。いやいや一回あれば幸せです。このチャンス、どうして楽しまないでいられましょうか。そう考えると、『オーディンホーム』さんにお願いできれば最高だと思いました。  

この事を一番証明してくれるのが、見学会です。『オーディンホーム』さんの見学会では、実際に住んでいる方のお話しが沢山聞けます。そして、どのお宅に伺っても、『オーディンホーム』さんの営業の方よりも、もちろん社長よりも饒舌に、心から我が家の自慢をなさることです。皆さん、とっても気に入っていらっしゃることが本当によく分かりました。
フリーハンドタッチの図面
フリーハンドタッチの図面。コンピュータできっちり描く図面がほとんどなのでこの手描き図面を見るとホットします。そしてマーカーの着色が、またいい雰囲気を醸しだし、きっといい家ができるだろうという確信がもてます。

 

 2-4 じゃあ、『オーディンホーム』で決定じゃない。
・・・・・・でも、簡単にそうならないのが世の中 (2003年3月中旬)

 

こんな話をすれば、もう『オーディンホーム』さんに決まりじゃないかと思うのですが、ひとつだけ、大きな壁がありました。それは、予算でした。土地の購入に奮発し過ぎてしまったしわ寄せが、家づくりの方に回ってきました。『オーディンホーム』さんの書いてくれた図面は完成したらこうなるだろうというイメージがはっきり浮かぶ申し分のないもの。社長をはじめとするスタッフもいい方ばかり。きっと楽しく家づくりができること間違いなし。でも頂いた見積を見ると、懐具合に大きな問題あり。そうなんです。世の中なんでも同じなのですが、いいモノはやはり値段が少々高い。「オレも『オーディンホーム』がいいと思うけど、予算的に無理だから断るしかないよ」と妻に話す。 「『オーディンホーム』でなくてはイヤだ」と、妻は泣きだしてしまった。 「でもなぁ・・・・」困りました。悩みました。一週間ほど考えました。妻はどんどん元気をなくしていきました。そして、私、体重が少し減りました。でも、この予算でお願いするのは無理と判断、断腸の思いでお断りの電話をかけることにしました。

 

2-5 また、社長の一言がカッコ良かった (2003年3月下旬)


さくら

「そうですか・・・、でも、まだ最終決定じゃないですよね、ラストチャンスをもらえますか」電話の向こうで、森社長が言いました。この一言がまたカッコ良かった。私の方がラストチャンスをもらった思い、いや、本当にラストチャンスを頂きました。  そして、その週末、森社長は設計部長の御代川さんと一緒に我が家を訪れ、『オーディンホーム』のポリシーを崩すことなく(それを崩せないから『オーディンホーム』さんなのですが)、私たちの要望をうまく活かし、しかも、出来るだけ予算に見合うように仕様を変更することを約束してくれました。この時、御代川さんは「社長そんなにサービスしちゃマズイんじゃないの」と心の中で叫んでいたのではないでしょうか。  でも森社長は真剣でした。私も真剣でした。「よーし、そこまで言って頂けるなら予算的には少々オーバー(他人から見れば少々のオーバーなのでしょうが、ウチにとってはかなり覚悟のいる決断でした)するけど森社長にお任せします!!」ということで、まさに感謝、感謝、奇蹟の一発大逆転劇が起こったのです。 ありがとうございます。(と言うより、オンブにダッコ状態の感があり、申し訳なく思っています。スミマセン、森社長。そして、御代川さん。)


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