バンチャンパパの輸入住宅建築日記
北欧輸入住宅建築日記
 
輸入住宅建築日記
 

9.建て方(2)

 9−6 秋分の日 (2003年9月23日)

今日は、久しぶりの青空が広がりました。一階部分の柱は立ち上がり、りゅうちゃんの仕事は、二階部分の床の構造づくりへ。本日は、午後からもう一人大工さんが来るそうですが、それまでは一人でガンバってます。使う木材の反りをチェックし、電動ノコギリでサイズを合わせ、釘打ちマシンで打ち付けていきます。等間隔に並んだ木材が美しいです。長男は脚立を使い二階に上がり「おお、二階は眺めがいいのお」などと、のんきな事を言いながら、りゅうちゃんの仕事を見ています。

 
<二階の床の構造を組み上げる>  

脚立を使って上の様子を見てみると、こんな具合になっていました。手前にある赤い道具が、圧縮空気の力で釘を打ち付ける機械です。よく「シュポッ、シュポッ」と建築現場で耳にする音を出しているヤツです。頭に手拭いを巻いたりゅうちゃんが、真っ黒に日焼けした精悍な顔で、木材を運んでいます。

<下から見上げると
       こんな感じです>  

一階から上を見ると、こんなふうに見えます。縦に横に、木材が張り巡らされています。まるでジャングル。

<なぜ釘が出ているのか?>  上を見上げていたら、上部に張られた木材の下に釘が顔を出していました。「長い釘を間違えて使ってしまったのかな」と思い、りゅうちゃんに聞いてみると、二枚の木材をちゃんと釘を使って止めていることが分かるように、わざと釘を下に突き抜けさせているとの事でした。「フム、なるほど」と納得しました。
               拡大写真 →

 

 9−7 足場が組まれていました (2003年10月1日)

週末は仕事が入ってしまったので、現場に行くことが出来ませんでした。本日、現場に行ってみると、足場が組まれ足場にはネットが張られていました。「だんだん家らしくなってきたぞ。やっぱりオーディンさんの建てる家は重厚感があるな!」心の中で、ひとり言をつぶやきました。都民の日で休みの長男と長女は、足場を走りまわり、ジャングルのように柱の立つ家の中をグルグル巡っています。そして妻に「コラッ、何しているの!」と、怒られています。3人の大工さんは、黙々と仕事をしています。
<ネットが張られた家の全景>

こうやって見てみると、小さな家だと思っていましたが、結構ボリュームがあります。(これは施主のひいき目ですね)こうやって見ていると我が家だという実感がわきます。とても嬉しいです。
<柱のジャングル>

 『オーディンホーム』さんならではの沢山の木材を使った丈夫な構造が良く分かります。
<もう一人の大工さん、植松さんです>
 
植松さんは、いつも頭にバンダナを巻いた大工さん。森さんとも付き合いの長い、やさしいおじさんです。『オーディン』さんの家も多く手がけています。植松さんが言っていました。「『オーディンホーム』の家は、他の家に比べたら手間が倍はかかる。だけど、冬は暖かく、夏は涼しい。吹き抜けの傾斜屋根だって、断熱がしっかりしているから、夏でもムッとした暑さを感じることがないんだよ。しかし、この傾斜屋根の断熱工事がまた大変なんだ。でも、社長はそういう家づくりにこだわってるからしょうがないよなぁ」と。宜しくお願い致します。
<りゅうちゃんが持っているのが気密シート>
 
『オーディンホーム』の自慢する高気密・高断熱住宅の陰の立て役者「気密シート」を、りゅうちゃんが丁寧に壁に巻き込んでいます。この気密シートはアルミを蒸着させ、さらに細い糸を網の目状に入れて補強したスグレものです。植松さんが「高気密・高断熱を売りにする家で、気密シートとしてよく使われるのは、ビニールシートだけど、ありゃあダメだね。性能が悪い。それに耐久性もない」と。この銀色の気密シートは、ビニールのシートに比べ値段が4〜5倍もするそうです。そして、この値段の分だけ丈夫で長持ちし、性能も高いそうです。この気密シートによって、正真正銘の高気密・高断熱住宅が可能になるのです。

 

 9−8 昨日、上棟しました! (2003年10月2日)

昨日の午後、我が家はめでたく“上棟”を迎えました。 「午後、現場に行ったら、上棟したって言われて・・・。でも、私、上棟ってどういうことか良く分からなくってさあ、植松さんに聞いちゃったわよ。そうしたら、ホラッ、屋根の一番高いところを、横に支える柱(棟=むね)があるでしょ。あれが乗っかると“上棟”って言うんだって・・・」と妻が言いました。「そうか・・・、昨日上棟したのか。見ることができなくて残念!」  
と言うことで、本日も朝から現場に出かけて行きました。

<棟が上がっていました>  

りゅうちゃんの頭の上を左右に走る柱が棟です。そして、その下にもう一本。さらにもう一枚の写真にも、二本の棟が写っています。全部で4本の棟があがりました。

 

 9−9 森社長、現場に登場! (2003年10月3日)

森さんが、銀行からつなぎの融資を受けるための書類を、わざわざ現場に持ってきてくれたので、いろいろお話しを伺いました。
<1.家の角の部分にあたる構造材の使い方>  
まずは、2×4と、2×6では、家の角にあたる部分の構造の強さが全く違うということです。どういうことかと言うと・・・

 次に、開口部の幅が一定の幅以上になるドアや窓の上部の枠に使用される構造材は、全て集成材を使っていることです。集成材とは木材を何枚も接着剤で張り合わせ、強度を強くした構造材の事です。
<開口部に使用されている集成材>  
この写真を見ると横に取り付けられた上下2本の木材が見えます。赤線で囲われた下側の木材は層状に違う色が重なっています。これが集成材です。普通、2×4の家などでは、開口部の上部の構造材には、あまり集成材を使用しないそうです。その理由は、ここまで強度を確保しなくても建築基準では大丈夫な事と、値段が高いということだそうです。でも『オーディン』さんは使います。それが森さんのこだわり。もし大きな地震とか起きた場合、どのくらいの力がかかるのかは誰にも分かりません。建築基準で決まっている構造計算で建てれば必ず大丈夫という保証はありません。“備えあれば憂いなし”です。

<棟の構造材も2枚使っている>  

それから、棟の構造材ですが、棟にはあまり加重がかからないことから、一枚の構造材で済ませるケースもあるそうですが、『オーディン』さんの場合には2枚の木材を使って棟にしてあります。

<3.断熱材は高性能グラスウール16k、24k相当>  
先日、気密シートのお話しの中で「グラスウール」という断熱材の話をしましたが、このグラスウールについても『オーディンホーム』さんのこだわりがありました。通常、多く用いられるグラスウールは10kというものです。この10kというのは、一立方メートルあたりのグラスウールの重さが10キログラムという意味です。我が家の場合、16kなので16キログラムです。同じ体積でも重量があると言うことは、それだけ密度が高いので、断熱の効果も高いということになります。さらに、この16kのグラスウールは「高性能グラスウール」と呼ばれるもので、性能は通常のグラスウールの24kに相当するそうです。高性能グラスウールとは、通常のグラスウールよりも細かい繊維で作られていることから断熱性能が高くなります。  グラスウールは断熱効果が高いものの湿気に弱いという弱点があります。そこで、気密シートで密封し、グラスウールが湿気で劣化しないようにするのです。
<この壁の柱と柱の間にびっしりとグラスウールがはいる>

<4.健康住宅>  
『オーディンホーム』さんでは、シックハウスに対応し、家づくりに使用される建材、内装材、塗料、接着剤、防蟻処理剤に至るまで自然素材や天然素材を主な成分とした材料をできるだけ多く使い、住む人の健康や安全を考えています。
<外壁の構造材はFco>

これは外壁の構造合板のアップです。ホルムアルデヒド放散量Fcoという文字が見えます。外壁の構造合板も健康に配慮をした材料を使用しています。日本農林規格(JAS)によるホルムアルデヒド放散量の規格は、Fco、Fc1、FC2、表示なしの4段階があります。この順番にホルムアルデヒドの放散量が多くなります。つまり、この構造合板は、ホルムアルデヒドの放散量が一番低いものを使用しているということになります。


なんてところが、とりあえず本日、森さんに聞いた本日の段階で言える『オーディン』さんの特徴になるのではないかと思います。まだまだこの先、いろんな特徴が見えてくると思います。でも、こういう細かい話を、無口な森さんはあまり口にしません。今までの打合せの中でも、あまりこういう話を聞いたことがありません。もっと自慢してもいいと思うんだけれどなぁ。でも、そう言う事をあまり話さず、それでもいい家づくりにこだわるのが、森さんだと言えるのかも知れません。プロの心意気を感じます。  

さて来週は、屋根が出来て、その後は『オーディン』さん自慢の床暖房工事へと展開する予定。乞うご期待!!


■輸入住宅建築日記 index へ戻る

■次の輸入住宅建築日記へ進む

■1つ前の建築日記に戻る

 

 


■輸入住宅建築日記 トップページへ


輸入住宅オーディンホーム北欧輸入住宅メーカー「オーディンホーム」さんのサイト 。
是非、見に行ってください。

Copyright © 2003 Ban chan's House All rights reserved.